2011年8月14日日曜日

今日の放射能コネタ

(この記事は2011/04/07に書かれました)

正直言ってこんな話を書くより他にやるべきことややりたいことがあるのだが、「記録魔」なのでつい書いてしまう自分である。。国内大手メディアの「過小評価」版報道ばかり接して鵜呑みにしていると本気で命が危ない、と思う。そんな無責任な報道ばかりして日本人を殺す気か、と。

ネタその1、セシウム降下量、3月18日から4月5日までの検出総量。
文部科学省の調査によると、茨城県ひたちなか市での測定値が1平方メートルあたり
26,399ベクレル。(ちなみに東京都新宿区では6615ベクレル)
この値はどれくらいなのかというと、チェルノブイリ原発事故後にオーストリアなど
ヨ−ロッパ各国で検出された降下量の国土平均値を超えている。

新聞ではさらりと書かれているが。。
このことは、福島原発事故の規模を物語っている。数字はごまかせないものだ。
以下、チェルノブイリ事故後各国の検出量国土平均値。
(出典:2011/04/06付け読売新聞。他の国も知りたいがこれしか載ってない)
オーストリア 18,700ベクレル
フィンランド 12,200ベクレル
ドイツ 2800ベクレル

各国とも一部地域で70,000ベクレルを超えたとのこと。
東京都新宿区の値はドイツの国土平均の約2倍なんだね、、、

ネタその2、海外の原発報道についての報道。仏ル・モンド紙は「国民は不十分な情報
しか与えられておらず、政府と原子力業界の癒着に気づき始めている」と。自分は大昔から気づいていたが。

追記
原子力安全委員会によると、2011年3月12日から24日に放出されたヨウ素131の総量は
単純計算で約3万テラベクレル。これは数千〜数万テラベクレルを規程している原子力事故
レベル6の条件に当てはまる。(2011年4月10日付け読売新聞より)