2011年8月14日日曜日

東芝が太陽光発電企業を買収した意味は

(この記事は2011/3/31に書かれました)

、、、今日も店頭に水がない、、、

プチ非日常な首都圏においてせこせこと500mlサイズのミネラルウォーターを買い付けする
ここ2、3日。そんな中、原発敷地内でプルトニウム検出のニュースも気になるのだが、まったく別の見地から以下の小さなニュースも気になったので記録。そのまま抜粋。

東芝、伊の太陽光発電企業を20─30億円で買収
(トムソンロイター) 2011年03月29日 20時16分
[東京 29日 ロイター] 東芝は29日、電力送変電や電力・産業用太陽光発電所のエンジニアリングを手掛けるイタリアのアンサルドT&D社(ジェノバ市)を買収したと発表した。欧州と北アフリカにおける送変電と太陽光発電事業に本格参入するのが狙い。アンサルド社の株式67%を20億─30億円で取得した。
東芝の発表
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_03/pr_j2901.htm

なおこのニュース、何故か3月31日現在イタリアの大手通信社でも報じられていない。
福島原子力発電所プラント設計を東芝や日立製作所が手掛けていることは報道などですでに
多くの人に知られていることだが、それにしてもこのニュース、タイミングが合致しすぎている。。

以前からの計画だったのか?それとも、もう原発でメシは食えないと早々に判断し「これからはクリーンな太陽光発電事業に力を入れますよ」という意思表明をするため早急に話を進めたのか。

立場上特定の企業を露骨に攻撃するような言論は避けざるを得ないのだが、、、
今から宗旨替えしようとも、上記の企業がこれまで原子力発電プラントの設計受注によって
莫大な利益を得て来たことを、日本国民は忘れてはいけません。
(というかそれ以前に、知らなかった人の方が多いんだろうな。。)